群馬県埋蔵文化財調査センターにある発掘情報館は二度目の訪問だったが、前にはなかったヨロイを着けた古墳人のレプリカの展示には驚いた。
渋川市の金井東裏遺跡のものだが、今まで背中のヨロイだけが姿を見せている写真しか知らなかったのだが、ここでは、その背中側のヨロイが上に持ち上げられるようにして、中の人骨の様子がリアルに見れるようになっているのだ。ひざまづいてそのまま前のめりに倒れ込んだようにして、火砕流に埋もれてしまったような状態がとてもよくわかる。鎧兜を身に着けて、怒れる火山を鎮めようと祈っていたのであろうか。
渋川市の金井東裏遺跡のものだが、今まで背中のヨロイだけが姿を見せている写真しか知らなかったのだが、ここでは、その背中側のヨロイが上に持ち上げられるようにして、中の人骨の様子がリアルに見れるようになっているのだ。ひざまづいてそのまま前のめりに倒れ込んだようにして、火砕流に埋もれてしまったような状態がとてもよくわかる。鎧兜を身に着けて、怒れる火山を鎮めようと祈っていたのであろうか。
この小札甲については、大阪府高槻市今城塚古墳の武人埴輪とも関係しそうである。
周辺の金井遺跡から出土している、ガラス製装飾品もその由来が気になるところである。彼は、いったいどこからやって来て、どのようなつながりを持っていたのだろうか。
縄文土器は、たっぷり見られます。
引き出しにも芸術的遺物がいっぱい。引き出しはたくさんあるので、わくわくしながら引っ張り出します。
勾玉の付いた首飾りの巫女さんは、首が苦しくないのかな。
とにかく、群馬に寄られたら必見の博物館です。ぜひお立ち寄りください。 2024.6.7